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2009.07.09 Thursday
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2009.04.28 Tuesday
オタク街の変遷について
どこかで言った気もするんですが、秋葉原はどういう方向に向かっていくんだろう、と時々思います。 僕の年齢が2桁にもなっていない頃、あの地は電子部品を売る店しかありませんでした。そもそもまだ大衆にPCが普及しておらず、電化製品というハード、というか主にそのパーツを売る場所だったんですよね。それが齢10歳を越えた辺りで先駆的PC販売がなされるようになってきて(まだMS-DOSとかBASIC言語の時代ね)、やっとこ大手電気店がPCの陳列をはじめだしたという記憶があります。 そして時代は流れて元号が変わって平成になり、だんだんサブカルチャとしてのメディアが生産されるようになって来ました(PCおよび電化製品ハード→ソフトへの転換期)。この時期に既存電気店のような物質(ハード)を売る店ではなく、販売ターゲットをソフトメインに据えたいわゆるPCゲーム店(?)が作られていき、PC美少女ゲーム層を形成しつつ、おりからのエヴァンゲリオンブームにも乗っかったカタチになり、アニメとゲームを融合させたメディアミックスという方向性を作り出すことになります。で、この複数面への展開が期待できるメディアミックスが、その有意浸透性を遺憾なく発揮した結果として今のオタクブームがあるわけですが、ここでの話はそっちへ向かわず(笑)、ハード→ソフト→多種メディア展開と遷移していった秋葉原電気街はすでに「秋葉原電子街」に様変わりしました。この辺までがオタク面からの認識できる範囲です。オタク視点であればここまでの変化が重要なのであり、本文これ以下の変化はそれほど重要と捉えていない気もします。
しかしながら昨今の秋葉原駅前再開発理念によって、UDXやダイビル等、本来の意味でのITビジネス方面への開発が進みだしました。これによって北神田地域周辺に今まで存在していそうで存在し得なかった「ITの波」といえる新しい方向性が植え込まれることになりました。この新波は既存のアキバ=オタクとは一線を画す(オタクと対をなす単語でよいものが思いつきませんが、ここでは「カタギ」と形容したい)ものであり、あまり交じり合いそうには僕には思えないんですが。どうなんでしょうか。 個人的には今後秋葉原電気街口、広義の北神田周辺地域は今もっている一般的な「電気街」「サブカルの街」「オタク街」という基本構成は今後薄れていくんではないかと思います。電気街→電子街への遷移はもうすでに書いてますがこの変移が行われたことこそ、今後の秋葉原の(方向性の)変革がおきやすいということの裏づけになるのではないかと考えます。結果的にいくつかの変革的ステージ(電気→電子→サブカル)を辿ってこれたということは、今後も柔軟にその形を変形できるということに他ならないのではないかと思うわけです。駅前再開発によりITビジネスを取り入れることに成功した秋葉原は、ITビジネスに限らずそれに付随する他の業種(例えば出張用宿泊施設とか、ランチ外食産業とか)も招き入れたということであり、それらは既存の「アキバ」とはちょっとまた方向性が違います。
今のアキバをオタクの街として楽しめるのは、あと数年程度なのではないでしょうか。 ※ 僕個人としては再開発自体に不満はないですし、変革も特別反対する理由も有りません。流れるように流れるべきです。既存層に傾倒するつもりもなく、かといって新風に肩入れするつもりもありません。単なるオブザーバとしての発言ですのでご理解いただけると幸いです。 2008.12.17 Wednesday
開発と規制のハザマで
いまさらだけどコレを議論してみるよ。
■ 「エロゲーは危険な社会を作り出す凶器」――規制を求める請願、衆議院に ■ http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/20/news067.html ということで今回はこのニュース取り上げてみるよ! あんまり政治的な話にしたくないので、この法案を提出したのがどこの党の誰とか、そういう話は抜きにしまして。 とりあえず受理された法案表題の「美少女アダルトアニメ雑誌及び美少女アダルトアニメシミュレーションゲームの製造・販売を規制する法律の制定に関する請願」という表題そのものについて考察。 2000年以前、主に3次元(含2次元)のアダルト分野では、緩やかで無秩序な法規則による統括、強く悪く言えば無法地帯でありました。当時のアダルト業界の実情を目の当たりにしてる世代の方ならご理解いただけるかと思いますが、ホントなんでもありだったんですよね……。ここで詳しく上げることも出来たりするんですが(笑)、まぁ本筋関係ない部分なので割愛させていただいて、じゃあその2000年以降アダルト業界はどうなったかというと、「児童買春・児童ポルノ処罰法(以下児ポ法)」が制定(厳密には法改正で新しく加わった法)され、以降3次元での18歳未満の性描写は著しく減少していきました。ココ最近では性描写を含まない所謂「女児イメージサイト(?)」も児ポ法に抵触するとされ、どこか大きなトコが閉鎖になるという話も出てましたね、あんまり詳しくないですが。 まぁyuukirinさんは、3次元において18歳未満の性描写とか氾濫してるのはおかしいなーとは思っていたので、ココまでの流れは至極当然かなと考えてるわけですよ。そもそもローティーンが仕事していいわけ無いじゃん……義務教育中じゃね? とか視点かえると、そもそも存在していていい物じゃないんですよ。ココまでが3次元でのyuukirinさんの考え方です。 閑話休題。 んで今回取り上げたニュースは、この児ポ法を拡大解釈して「エロゲ・漫画・イラスト・その他」という所謂創作物に対して適用しようという流れになってる、というニュース記事なわけです。たしかに「表現の自由」を認めるのであれば、これは可決されるべきではないと思うんですが。 このニュースを見て、まず何を思うかというと「表現の自由」も勿論そうですが、逆に表現された創作物から「児童を保護する」という論旨にも取れたりするんじゃないかな、と思うわけです。 確かに表現の自由を奪ってはならない。けれど『表現自体を規制するのではなく表現方法を規制する』はぶっちゃけるとアリだと思うわけですよ。その表現された作品が「児童に悪影響を与える可能性がある」ならばですが。 -----------------------ここからyuukirinの主観-------------------- そもそも描くな! というわけではなくて、創作物における表現方法(この場合スミとかモザイク)を厳格化するという点。それから販売ルートからの児童排斥化(流通ルートを厳密にアダルト路線のみにするとか)そういう地道な部分を法規制するのが一番いいと思うんですが。 同人は……その場合どうなるんだろう……? -----------------------主観ここまで------------------------- 結局何が言いたかったのかというと。 児童に悪影響があるのは分かる。実写AVも勿論,18禁ゲームであっても見せたくない、という感情は理解できます。どちらにしても多かれ少なかれ子どもに(悪)影響を与えるでしょう。 じゃあそれを規制する法案を立案したとして「制限するべきはどこか」を間違えるのでなければそれはそれで成立してもいいのではないかとyuukirinは思うわけですね。そううまくは流れていかない気もしますが。 2000年(2001年かも)に新しく制定された児ポ法ですが、その後もかなり細かくですが厳しく制限されていっている流れがあります。つまり、2000年時での児ポ法は現段階でのそれよりも緩いものであり、見直しを重ねていく過程で「あれでは甘い」という判断をなされ、段々と厳しくなっていったものである、と解釈されます。……ということは今現在の児ポ法が最終段階にあるとは考えにくく、更に厳格方面に伸びてゆくための伸びしろの存在は常にあると考えられるのではないかと思います。 ずっと前に東京都から台東館での18禁同人誌販売禁止が言い渡されたという記事を書いたことがありましたが、このまま児ポ法が進行していくとゆくゆくは18禁モノ(2次元・3次元とわず)は上記したような表現規制・流通規制にとどまらず、広い範囲で規制されていくのではないかと思います。 個人的にはそれが悪いとは思っておらず、時代の流れかなと捉えたいんですが、ニュース記事にされてる方の日記を見ると、いかに自分が少数派なんだなということを実感させられます。 2008.10.16 Thursday
ワールドイズマインを踏まえたSM考
ということでワールドイズマイン(下記記事参照)、ミクの中ではEtoのマイフェイバリットな曲です。これが一番好き。ryo氏が好きというかワールドイズマインが好き。
この曲の中でメイン表現されていると思われるいわゆる「彼氏彼女」という範疇の「姫と下僕(?)」が主題だろうことは誰にでも理解していただけるかと思いますが、この動画でのミクの彼氏さん(つまるところ姫の下僕)はSなのかMなのかDOTCH! というお話。 これ普通に考えたらどう考えてもMなんですよ、振り回される事が好き、だからここにいる、みたいな。多分過半数の視聴者はこう思うのではないかと思います。 でも逆に考えるとですね、そういうM男(もう死語か)をいじるS姫(造語)がいたとして、じゃあそのS姫の手綱を取れる立場の「彼氏」という立場がこの動画の中には見えているんですよね。(彼氏彼女の間が対等であるとはyuukirinさんは一切思ってないんですが、少なくとも互いに存在を邪魔だと思わない関係が付き合っているという状態なんじゃないかと)。話逸れてますが、動画のオーラス手前ではこのS姫を御せてるんですよ。なので、個人的には彼はMではなくて、Sを御すことのできる(つまり、Sを制したい)Sよりも更に上位のSではないかと思います。 この彼氏さんの状態をドSと表現します。(多分こういう感情はそれなりに理解していただけるんじゃないかと……yuukirinだけじゃないですよね…?) で、そうして考えていくとこの動画内では「M=ドS」である可能性は限りなく高く、じゃあ一般的にはどうなんだろうと視野を広げてみてもやっぱり「M=ドS」なんじゃないかと思うわけです。逆に「S=ドM」かというとそうでも無かったりするので、全体の包括には至らないんですけれど。そのうちこっちもちょっと考えてみたいです。 なんだろう、たとえばどこかの本でも何でもいいんですが、SとMについて分析してるものって、最終的にどんな診断結果になっていても、それなりにSとMの結果入ってませんか? これはどっちも表裏一体である例ではないかとそんな風に考えて纏まらせてみました。纏まってないですねスミマセン。 2008.07.26 Saturday
ワールドイズマイン考察
JUGEMテーマ:音楽 いまさらながら「ワールドイズマイン」について考察。 ご存知ないかたも居るかも知れませんので、まずご紹介。 ニコニコ動画代表作にまで成長した『メルト(sm1715919)』、『恋は戦争(sm2397344)』等の楽曲を作られたryo氏(ryoP)の4作目のオリジナルVoc@loid作品。ryo氏の作品は一貫して女性立場からの『アプローチ』であり、他のミク調教師の作品とはホンの少し表現方法が違うように感じる。他者の作品は「恋愛」をテーマにしているものが多いが、氏の作品はアプローチ手段をどう表現するかに重点を置かれている。 今回紹介するワールドイズマイン、曲テーマは「お姫さま」であろうか。 楽曲の内容は聞いていただければ判るかと思いますので省きますが、(表面的には)お姫様扱いをして欲しい女の子がツンデレっぽくいろいろ男の子に要求してイチャイチャしよう、というおはなしです(主観含みます)。 2008.06.13 Friday
前回の続き
前回の続き
で、いろいろ反響ありましたが前回及び今回の記事で私が書きたかったテーマは『今回の秋葉原通り魔事件』ではなく『報道機関はなぜアニメを追求するのか』です。 アキバ事件をきっかけとして、一般的なオタク文化の裾野をちょっと齧ってみようか、という論旨の文章です。報道の疑問点の追及です。 自身の分が稚拙過ぎてご理解いただけなかったようです。申し訳ありません。 前回、対象をアニメ好きと報道することによって、報道機関は楽に「その対象となる容疑者は逸脱している人」というレッテルを貼れる。という所まで話しました。 今回はもうすこし掘り下げて考えてみたいと思います。一般論とは逸脱する点もでてくるかと思いますがご容赦ください。 宮崎事件に端を発する報道機関の一連のアニメ・ゲーム叩き行動は、当初事件を起こした宮崎勤を一般人とは差別するために用いられたものでした。 しかしながら、報道機関が知っていたのか知らなかったのかはわかりませんが、アニメ・ゲームを好む層は、思いのほか層の厚いものでありました。 宮崎事件が起こった1988-89年当時まだオタクという層は一般的に認知されておらず、まだその存在は水面下であったといえます。 この宮崎事件報道の極めて高いレベルでのいわゆるオタク(現代で言われるオタク層およびロリコンという異常性癖について)バッシングを経て、水面下で燻っていたオタクという層を完全に炙りだしていきました。宮崎勤死刑囚個人に対する苛烈な報道の結果の副産物として、そういった水面下にあった同好の徒(宮崎勤と同好なのではなくオタク、の意)も彼らは流されるまま報道の矢面に立つ結果になり、いわゆる「魔女狩り」にも似たような社会的排他・排斥感も生まれ、世間一般のアニメ視聴者に対しての見る目は非常に悪化しました。 報道機関は叩くべき対象を容疑者 → オタク一般として叩ける力を手に入れてしまったのです。つまり報道機関から見た被差別者層を作り出しました。 そして報道機関が叩く被差別者は機関の立ち位置上、広義の一般層から見ても被差別者になります。 ……彼ら報道団体は営利であるから、視聴率を取るため云々、と続いていきそうですが、それもまた別の話です。 要するにすでに書いた部分ですが この宮崎事件以降、対象をバッシングするために報道機関側が最適な被差別者層を作ったに過ぎないんです、と考えます。前述した刷り込みの効果もあって、とりあえずオタクとして置けば叩けるだろう、と対象をオタク化させます。 そして現在の所「オタク」という単語以上に対象を差別・隔離化でき、一般側から報道が頭ごなしになじれるものはほとんどないであろうことに気が付くのではないかと思います。 (余談ですが「部落」で差別することは報道機関の自主規制項目です。いわゆるタブー扱い(一般側から見ても好ましくないと思われているため)) 今回の秋葉原通り魔事件について、報道関係各社は「秋葉原」という単語から「アニメ・ゲーム」を引っ張ってきています(今回の報道の最前面には出ていません:最前面はWorkingPoorの話)。引っ張ってこないとアニメの話にならない筈なんです。ダガーナイフとドラクエが結びつくはずがないんです。 いいですか? これを持ってこれるということは「秋葉原はアニメ・ゲーム」という一般論が世間に浸透していること及び「オタクなら秋葉原」という考えが広まっていること、の二点が必要なんです。 でもですね、アニメ・ゲーム = 悪ではないんです。もちろんアニメファン・ゲーマー = 悪でもないんです。 オタク層を擁護する内容を書きたいわけでもなく、かといって彼らをつるし上げたいわけでもないのですが、一般的な観点から見ればこの「アニメ・ゲーム」をピックアップしていく報道は異常ですよね。 そもそもアニメとこの加藤容疑者の起こした殺害行動には直接的な関係はないのです。 2008.06.12 Thursday
そして出遅れた記事を書く
秋葉原での殺傷事件の犯人像としての報道の際、容疑者は同人誌を所持しており、PCで動作する弾幕シューティングゲームの愛好家である、と報道されました。
別に本当のところがどうであったか、とかそういうのに興味はありません。 ネット界隈では「捏造じゃん」という声が多く上がりましたが、そもそも捏造であった証拠も出ていない状態であり、かつその情報源は外部人間が知ることのできない部分であるゆえ、捏造があったとしてもそれほど不思議ではないとは思います。が、そこは今回の論旨とは関係ない部分です。今回話したいのは 報道機関は何故、「アニメ・ゲーム」にこだわるのか。 結局のところ、一般の視聴者から見て「異端である」と理論付けを行いたいために報道機関はこれらのレッテルを対象に貼り付けた上で、そのレッテルと関係ない人々からの視点で対象者を叩く(というと語弊がありそうですが)わけです。 そのレッテルにあたる部分ができるだけ特異的なものであり、かつ正常とは考えにくいものを作りたい。その行動自体いわゆる「以上性癖」に関係するような、『人間の欲望』レベルにまで昇華させたものを報道機関は欲しているわけですよ。日本に住む大多数の人間とはかけ離れている、と見せたいがために。 ところで、一般的にテレビのまんが(アニメという単語にすら行き着かない層)は子どもが見るようなもの、と捉えている人から見た場合、まずアニメ・ゲームに熱中するオトナがすでに「ありえない」ものとして見えてしまいます。ここまでは日常的な範疇での異常行動であるとしてそういった層は捉えており、表立って何かするわけではないけれど、ちょっと気味が悪いな、程度の事は考えているのかもしれません。 上記内容を踏まえた上で、ある人物が今回のような何かしらの事件を起こしたとします。そしてその人物は「アニメ・ゲーム」に精通していると報道がなされれば、先ほどの層は途中部分をはしょって「やはりまんが・ゲームばかりしてるような奴は怖い、オカシイ」という短絡的思考を経、更に「アニメ・マンガ」に対して嫌悪感を抱いていく方向に蓄積していきます。 卵が先か鶏が先かという話ではないですが、もうそういった「刷り込み」が行われてしまっているのではないでしょうか。 アニメと異常者行動を結びつけた最初のきっかけは東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件における宮崎勤であり、この事件を報道機関が報道した瞬間からもうすでにアニメ = オカシイもの、という刷り込みが始まったものであると考えられます。また、この宮崎事件について報道機関はその異常性を極めて高く取り上げ、徹底的に叩きを行ったためにその後の同様の「アニメ・ゲーム」に関係がありそうな事件における報道態度にほぼ必ず「アニメ」の文字が登場するようになったのではないかと稚拙ながら考えるわけです。 そういった理由を複合して考えていくと、とりあえず事件を起こした容疑者がホンの少しでもアニメと関係が有りそうと報道機関が発見した場合、もうどれほど小さな結びつきであっても容疑者はアニメ好きという報道体勢をとれば、『アニメ好き = キチガイ』というレッテルをごく簡単に、何の苦労もなく貼ることができるわけです。楽ですよね? ちょっと長くなりすぎなのでここで一度とめます。続きはまた後日 |
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